2010年12月15日水曜日

クニマス(キノシリマス)は絶滅していなかった

今日、朝日新聞を一面をみてびっくりした。「絶滅クニマス生きていた」との記述があったのだ。

普通であればそんなに驚かない記事であるが私が大好きな「釣りキチ三平」、しかも平成に復活した「釣りキチ三平 平成版」の第1巻に登場するのがこのクニマスのお話なのだ。

話のあらすじは主人公の三平(さんぺい)くんが生前におじいさんから聞いた、絶滅前に田沢湖から別の場所に放流したというクニマスを釣り上げる話なのであるが、まさしくその話が現実におこったのだ。

釣りキチ三平の作者はこの本の中でこのように語っている。

そのものが「いるかいないか」と問われたとき「いる」ことを証明するのは簡単なこと。
なぜならそのものをここに連れて来ればいい。
しかし、「いない」ことを確定するには「いる」可能性のすべてを否定しなければならない。
そんなことを証明するのは不可能なことだ。
・・・・・
絶対にいないと断言できないというのが正解だろう。
・・・・・
ただ、これだけははっきりと言えます。
この田沢湖からクニマスを滅ぼしたという歴史は地球的に見ても実に愚かなことだったと。

しかし、今回その三平くんとなったのがテレビで活躍しているあのサカナくんでした。
羨ましい限りである。

田沢湖観光協会からはサカナくんに500万円が贈呈されるのであろうか?!